はじめて、しましょ★ - 沢田編 -
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「ねー、いい加減機嫌治してよー」
「し、知らないんですっ社長なんか知らないんです!」
流石にお姫様抱っこは恥ずかしかったらしい。ハヤトは顔を真っ赤にして社長のばか、と繰り返していた。
「オレが悪かったって。ちょっと悪ふざけが過ぎました!…あ、料理が来たみたい。食べよ?」
ウェイターが社長の頼んだ料理を運んでくる。やってきたそれは豪華に山と海の幸を使った高級料理。
「ちょっとテーブルマナーが必要なんだけど美味しいんだよね…ハヤト。食べ方分からなかったらオレが―――って」
「はい?」
ハヤトは長い指先でナイフとフォークを使って。優雅な仕草で既に食事を始めていた。社長の見る限りテーブルマナーに問題はない。いやむしろ…
「やば…オレより上手いかも」
ハヤトにテーブルマナーを教えてあげようと検討していた社長はちょっとがっくりしていた。
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