保父獄の日常 園長が帰ってくるまで編
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「先生ー!獄寺先生ー!」
「ん?クローム?」
「あのね獄寺先生!おままごとしよう!おままごと!!」
「ああ、良いぜ」
「わーい!あのね、先生が旦那様なの!そして私が奥様!!」
「ああ」
「でも役割は逆なの!奥様が働きに出てて、旦那様が家事とかしているの!!」
「そうなのか」
「だからね!私がお仕事からおうちに帰る所からスタートね!旦那様は優しく迎えてね!!」
「分かった」
「じゃあ…がちゃ。―――ふぅ、疲れたー。隼人、帰ったよー」
「ああ。お帰り、クローム」
「―――否!!」
「うお!?ど、どうしたクローム!!」
「違うのー!獄寺先生分かってないのー!!」
「何がだ?」
「仕事に疲れて帰ってくる人をお迎えする人っていえばあれでしょー!?あのご飯にするお風呂にするっていうあれが欲しいのー!!」
「…ああ、そうか。悪かった」
「もう。今度はちゃんとやってよね獄寺先生ー」
「ああ。ちゃんとやる」
「うん。…じゃあ…がちゃ。――疲れたー…ただいまー」
「お帰りクローム。今日は遅かったな」
「うんー…もう残業ばかりでいやになっちゃう。残業代出ないし」
「ご苦労様…飯にするか?先に風呂に入るか?それとも―――…」
「んー…って、え?」
「オレにするか?」
「……………」
「…ん?」
「は、隼人可愛い!結婚してー!!」
「え!?あ、悪いオレ設定間違った認識してた!これまだ結婚してなかったのか!?」
「いやそうじゃないんだけどそうじゃなくてー!ああでもそれでも良い!結婚して隼人ー!!」
(えーと、これってままごと…だよな)「…ああ。分かったクローム。結婚しよう」
「やったー!!獄寺先生と結婚しちゃったー!!」
「あれ?オレって教師って設定だったのか?」
++++++++++
とりあえず隼人。この婚約書にサインして。
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