彼の隣に立つ方法
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「―――リボーンさん」

「…獄寺か。どうした?」

「どうした、じゃありませんよ。お休みになるのなら自室へと戻って下さい」

「そうだな……じゃあ、戻るか」

「はい。お手伝いします」

「ああ」


獄寺に支えられながら、オレは自室へと戻る。

その途中ツナと会ったが、軽い会釈程度で特に会話などなかった。

ツナと擦れ違ったあと背後からいつも感じる無機質な視線。

その何か言いたげな視線を、今日もいつものように黙殺する。


ふと横を向けば、すぐそこには獄寺がいる。獄寺はオレに気付くとふわりと笑いかけてくる。

それだけで、オレにはもう充分だった。


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世界は続く。救いなき世界へ