午前五時
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「………どうした?」


オレの声に、リボーンさんが怪訝な声を返してくる。


「オレ、そっちのポケットの中に行きたいです」

「そっち?」


オレが指さす先。

リボーンさんの、シャツの胸ポケット。


「………ここか?」


リボーンさんの言葉にオレはこくこくと頷く。


「…まぁ、構わんが」


リボーンさんはオレを胸ポケットに仕舞った。