恋愛CHU☆
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数十分後、リボーンたちが辿り着いたのは…病院とは程遠い外装をした建物。


「ここで合ってるのか?」

「合ってる…はず。名前もタウ○ページの通りだしね」

「…歯科医院「ヴァリアー」…か。なんか変な名前だな…」

「きゅー…」

「ほら、ハヤト。鳴いてないですぐ診てもらうぞ」

「き、きゅーーー…!」

「ああ、ハヤト…そんな、断末魔みたいな声出さないで、ね?」



「あらん。いらっしゃ〜い。さっきの電話の方かしら〜?」


リボーンとハヤトと雲雀を出迎えたのは巨漢の受付嬢、身体をくねくねと動かしているオカマだった。

この時点でリボーンと雲雀は来るべき所を間違えたかもしれない。と思ったが、ここまで来てしまっては引き返すことも出来なかった。


「…ああ、そうだ」

「患者さんはそこの可愛らしい女の子かしら〜?…あら?どこかで見たことがあるような…」

「はぅ!き、きききき気のせいです!」

「そ〜お?まぁいいわ〜。えっと、診察券…は初めてだからないわね〜。保険書の提示をお願いしま〜す」

「いや、保険書はなしで頼む」

「あら…。太っ腹さんね〜。本当に大物の予感。…ともあれ了解したわ〜。可愛らしい女の子、お一人様ごあんな〜い」


受付嬢…ルッスーリアがそう言うと、ルッスーリアよりも更に巨漢な大男が現れてハヤトについてくるよう指示した。


「…こっちだ」

「きゅ…っは…ははははい」

「………妖艶だ」

「きゅーーー!?」