恋愛CHU☆
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「リボーンさん!お風呂上りました!!お次はリボーンさんどうぞ!!」
「ああ、すぐに…い…く………」
ハヤトの声にリボーンが振り向いた先にはハヤトがいて…そしてリボーンはそのハヤトの姿に驚きました。
「何だハヤト…その格好は」
「可愛いですよねこれ!いつもパジャマがあるところに置いてあったんです!!」
えへへと笑うハヤトが着ているのは………とても可愛らしい、セーラー服。
しかも何故かスカートの丈が異様に短いものだった。少し動いたら…その、見えてしまうのではなかろうか。
そういえばハヤトはこのホテルに入る前ホテルの名前を言っていたが…そこに学園云々入ってた気がする。
「…ここはそういう嗜好の所だったか…」
「きゅ?どうかなさいましたかリボーンさん?」
「大人しくバスローブでも着ていろ…」
「きゅー…バスローブはハヤトにはとても大きかったのですよー。リボーンさんにでしたらぴったりだと思うんですけどっ」
「そうか…」
「はい!あ、それよりもリボーンさん!リボーンさんもお風呂入ってきて下さい!リボーンさんもお疲れでしょうから!」
「ああ、分かった。…そうする」
「はい!」
リボーンは他にも色々言いたいことがあったが、確かに疲労があったのと無邪気に何も知らないハヤトを咎めるのに気が引けたので一応頷いておいた。そして浴槽へと向かった。
そして数十分後…リボーンが戻った先には、ハヤトが新曲の練習をしているところだった。曲名は「はやって☆セーラー服」
「あ!リボーンさん!…最近のホテルは凄いんですねー…カラオケまで付いてるんですよ!!」
リボーンは無言でハヤトに近付いて、ぺしんと頭をはたいた。
「きゅー!?いいい痛い!?痛いですよリボーンさん!?」
「お前…もういい年だろ!?三児の母なんだろ!?今度孫が生まれるんだろ!?」
「きゅ!はいー…そうなのですよ!雲雀さんと…あの子の子供が…きゅー!楽しみですね!!」
「そんな奴がお前…セーラー服は着るわそのまま踊るわいいのかそれで!」
「きゅ、きゅー…ごめんなさい…」
しゅんと項垂れるハヤト。
その光景はまさに怒る教師と怒られる女生徒の姿に相応しかった。ハヤトのセーラー姿は全然浮いてなんかなかった。流石は永遠のアイドルハヤト。永遠の14歳。
「はぁ…もう引き摺ってもいいからバスローブ着ていろ。寝ちまったら一緒だ」
「はーい。分かりました!!」
こうして、リボーンとハヤトはお揃いのバスローブに身を包んで同じベッドで眠りに付いたのだった。
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