あなたへ贈る偽りの日々
3ページ/全9ページ


- 患者と医師の会話 -


あー、せっかくリボーンさんと二人っきりだったのに!

うるせーな。ぎゃーぎゃー喚くな。うざいことこの上ない。

うっせーよ。あー…なんでこんな時に吐血っちまうかなぁオレは。

吐血ぐらい毎日してるだろ。単にお前がオレを呼ばないだけで。

そうだっけか?まぁそれはそうと…あああリボーンさんとの数少ない時間がぁぁああ…

あいつも忙しい身で見舞いなんてよくやるよな。

そうなんだよ!やばい嬉しいどうしよう。まさか本当に叶えられるなんて思ってなかった。

………。

…ん?どうしたシャマル。

―――いや。まぁ…そりゃ叶えられるだろう。

あ?

お前ら恋人同士なんだし。

………。

どうした隼人。

や…その、なんだ…



恋人同士って単語に…かなり照れた。

………。

…なんだよ。

いや…その、なんだ…今のお前、しおらしくて少し可愛かった。

はぁ!?お前馬鹿か!?なに男相手に可愛いなんて単語使ってんだよ!!

あーはいはい悪かった。そう叫ぶな。身体に障るぞ。