獄寺ハヤトの暴走
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「ほら、ハヤトあまり動くな」
「は、はぅ、ででで、でも…」
「でもじゃない」
「はぅ」
仕事が終わり、みなが帰るときハヤトは自らのマネージャーであるリボーンにあることをしてもらっている。
それをしてもらわないとどうにも落ち着かなくて。けれどこのかなり近い距離は実は毎日どきどきモノで。
(かかかかかかかか顔ー!顔近いです近い!!!)
そっと、慎重にリボーンはハヤトの顔に指を近付ける。
ハヤトは思わず目を瞑ってしまいそうになるがそれは行為の先延ばしになることにしかならないことも充分理解している。
そして…
「―――よし、ハヤト。コンタクト取れたぞ」
「はぅー、あ、ありがとうございますリボーンさん」
代わりにと差し出されたいつもの愛用の眼鏡を受け取りつつ、ハヤトはリボーンに礼を言う。
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