獄寺ハヤトの暴走
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そして翌日。ハヤトが目を覚ますと何故だか寒気が襲ってきた。


「…?」


ふるっと身体を震わせる。はて。どうしてしまったのだろう。

ベッドから立つと軽い立ちくらみも感じたが、我慢出来ないほどでもない。

ハヤトの休みはカレンダーによると明日となっていて。…今日一日を乗り越えれば休めるのだから頑張ってみようと思った。


(皆さんに…リボーンさんにご迷惑をおかけするわけにもいかないし…)


そう決意を固めたあとにくちゅんと可愛らしいくしゃみが漏れたがハヤトは気にせず。そうと決まればと着替えに取り掛かった。


ちなみにこの数分後、雲雀がいつものように眠っていると思い込んでノックもしないまま部屋に入り込んできて。

…数秒の沈黙ののち、マッハの勢いで土下座して謝ったとかなんとか。