彼が警察官になったあと
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「で…出来ました、リボーンさん…」

「ご苦労。…思ったより時間が掛かったな」


そりゃああんな下っ端の仕事とリボーンさんの仕事を同じ感覚で出来るわけありませんから。などと言えず獄寺は謝罪する。下っ端はつらい。


「よし、次はこれだ」

「まだあるんですか!?」


また別の束を渡される。獄寺は嘆く。これを終わらせてもまだ次がありそうだ。


「そろそろ処理しなくちゃならなかったんだ。助かる」

「………」


リボーンは自分でする気はまったくないようだ。

獄寺は早々に諦めるを覚えた。

そのまま獄寺は定時までリボーンの仕事をし続けた。