獄寺くんにインタビュー あの人の事どう思ってるの編
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リボーンさんは憧れですよ。はい。

あの人ってなんでも出来ますし、素直にすごいと思えます。

姉貴が惚れるのも無理ありません。…敬愛、しています。

………え?恋愛的には…ですか?

そ、その…あの人、きっとオレなんか眼中に無いでしょうから…

あの人がオレの相手をしてくれるのは、オレがボンゴレの構成員なのに未だ半人前だからで…

オレが一人前になればボンゴレや10代目やリボーンさんが舐められることもないし、リボーンさんも少しは楽が出来るし…

それだけの関係ですから、その、れ、恋愛なんて程遠いというか―――


「そう悲観するな」

―――え?リ、リボーンさんっ!?どうしてここに!?いえ、それ以前にどこからっ!?

「悪いが最初からだ」

わ、忘れて下さい見なかったことにして下さい無かったことにして下さいー!!

「なんでだ?」

なんでって、なんでって…!その…!

「オレは気に入った奴の相手しかしねぇぞ?」

…え?

「それどころか、獄寺だったら正妻にしてもかまわねぇって思ってるが?」

せ、正妻…!?

「ああ…不服か?」

い、いえそんな滅相も!でもそんな、オレなんかで良いんですか?本当に。

「…獄寺。二度は言わねぇぞ?」

―――はい?

「オレは獄寺だから。正妻にしてもいいって思ったんだ」

………っ

「だからもう二度と"オレなんか"なんてつまんねぇこと言うんじゃねぇぞ。分かったな」

は、はい!

「よし。…じゃあ獄寺。少し向こうの部屋まで付き合え」

…はい?何するんですか?

「まぁお約束…という奴だ。深くは考えるな」

―――?はい。分かりました。お付き合いします。


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一体何をするんだろう? どきどき。