10代目の日常 苦労性編
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「10代目ー」
「あ。獄寺くんー!…ちょっと伏せて。そこのセクハラ牛を蹴りつけるから」
「ひ、酷いです若きボンゴレ10代目!僕が一体なにをしたというのですか!!」
「獄寺くんに抱きつきながら言う台詞か!お前どうやってここに来たのかしらねーけど獄寺くんから離れろ!!」
「あわわわわわわわ。若き獄寺氏お助け下さいっ」
「まぁまぁ10代目。その辺で」
「獄寺くんそんな奴庇ってどうしたの!?何か弱みでも握られた!?すぐ始末するから大丈夫だよ!」
「いえ、あの。別に危険があるわけでもなし。良いんじゃないんですか?」
「何言ってるの!そんなこと言って獄寺くん…孕んだらどうするんだよ!!」
「どんな超常現象が起ってるんですかそれ」
「もうそんなことになったらオレ…死んでも死に切れないよ!?」
「10代目オレの話を聞いて下さい」
「若きボンゴレ10代目…大丈夫です。子供が出来ても、ちゃんと責任取りますから!!」
「お前も乗るなよ」
「何言ってるんだよ!お前子育てを舐めるなよ!?子供を作って、育てるっていうことをきちんと理解しているのかよ!!」
「確かに僕はまだまだ子供なのかも知れません…けれど、子育てを通じて人は更に成長するものです!!」
「あれ?オレは蚊帳の外ですか?」
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いつの間にやら蚊帳の外。
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