10代目は苦労性編
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「シャマルー喉渇いた。コーヒー淹れてくれ」
「はいはい。お前ブラック飲めたっけ?」
「まだ無理。あれ苦い」
「お前はガキだなー…オレがお前ぐらいのときはブラックで飲んでたぞ」
「ん…じゃあ飲む」
「よし。さぁ飲め」
「んー…」
「………」
「……………やっぱり苦い」
「―――やっべ隼人可愛すぎ…持ち帰りてぇ…!!」
「?シャマ…」
「はいそこまでー!ヤブ医者獄寺くんから離れろー!!!」
「うわ!?じ、10代目!?保健室に何か用ですか―――って…なんで抱き寄せるんですか10代目!?」
「危険だからだよ」
「へ?」
「危ない所だったんだよ獄寺くん。今のシャマルの目見てた!?まるで誘拐犯のそれだったんだよ!?」
「え?なんでシャマルが誘拐犯の目をするんですか?」
「だからそれは―――…」
「はい」
(………駄目だ、この純粋無垢な瞳の持ち主に事実を伝えることなんてオレには出来ない…!!)
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どうしてなんですか10代目。(キラキラキラ)
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