マフィア戦隊ボンゴレンジャー 第二章
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そんなわけでボンゴレンジャーはレオンのあとを辿っていくことにした。

レオンはボンゴレブルーの手紙を背負って歩いていく。


「………道の端を歩くんですね」

「飼い主とは大違いだね…あいつは堂々と道の真ん中歩いていくのに」

レオンは信号が赤になったので立ち止まった。

「しかも青になっても右左また右と安全確認を欠かしません!

「どれだけ礼儀正しいんだこいつ!」


そんな感じにレオンの後ろをボンゴレンジャーは着いていった。

レオンは別に何かに化けてボンゴレンジャーを撒くわけでも小さな道に入り込んで行く手を眩ますこともなくてこてこと歩いていく。

そして。


「………ここは…」


さぁ…っと冷たく吹く風がボンゴレブルーの頬をなぶる。

角を曲がったレオンに続いて足を進めていくと…そこには巨大な建物があった。

それは並盛高級ホテル…「ボンゴレ」

レオンの姿も気が付けば見当たらなくて。…この建物に足を踏み込む以外道はないように思えた。

ボンゴレブルーは一度だけ立ち止まり深呼吸をして…

「…行きましょう、10代目。…リボーンさんはきっとあの中です」

再びその足を進めていった。


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リボーンさん探索編。