不思議の国のハヤト☆
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「シャマルとディーノの馬鹿から逃げ出せたと思えば…今度はなんだ?」
「そういうキミこそどうしたのさ」
「雲雀………ああ、なんでお前がここにいるのかって質問はこの際良いや。あのトランプ集団はなんだ?」
「僕の部下だけど。それが?」
「部下…ってことはあいつら全員風紀委員でお前がハートの女王かよ」
「おかげで格好もドレス姿さ」
「ああ知ってる。あえて直視しないようにしていたけどな」
「どうよこの姿」
「くるくる舞うな。気持ち悪い」
「酷い言い草だね。首をはねるよ?」
「どうしよう!配役ぴったりだ!!」
「うるさいね。ところでキミはなんでここにいるのさ」
「オレ?オレは10代目を探してて…」
「沢田綱吉ならここにはいないよ」
「そうなのか?じゃあここに用はねぇや。邪魔したな」
「待ちなよ」
「…?なんだ?どうした?」
「僕はドレス姿なのにどうしてキミは普段着のままなのさ」
「知るか。ほっとけ」
「いいや放ってはおけないね。アリスはキミなんだろう?なら相応しい格好をしなければならない」
「いや、そんな握り拳をしてまで熱弁されても困るんだが」
「というわけで」
「は!?おい、おま…離しやがれ!!!」
「大丈夫。痛くないしキミが暴れなければ直ぐ済むから」
「ふざけんな!抵抗するに決まってるだろ!!」
「うるさいなぁ。首をはねるよ?」
「それはもう良いから!!!」
++++++++++
雲雀さんは女王様。
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