不思議の国のハヤト☆
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「うう…ん、リボーンさん…」

「呼んだか?」

「う…え?あれ…リボーンさん?」

「そうだな。オレはリボーンだな。それがどうした?」

「いいえなんでも…そうかあれは夢だったか……いやまぁ、薄々は感ずいていたけどさ

「お前はビアンキが運んできたんだぞ」

「姉貴………ということはオレ姉貴を見て気を失ったんですね」

「そうなるな」

「ところで、なんでリボーンさんがここに?」

「言っただろ。ビアンキが運んできたと。オレが昼寝している部屋にな」

「…すいません。姉貴がリボーンさんに迷惑を…」

「別にかまわねぇが。ところでオレは眠い。寝ても良いか?」

「あ、はいどうぞ!!」

「そうか」


ころん。


「………」

「………」

「…あの」

「なんだ」

「その、なんでオレに寄り掛かかりますか…?」

「迷惑か?」

「とんでもないです!!!むしろ光栄です!大歓迎です!!

「なら問題ねーな」

「はい。……………その、」

「なんだ」

「その…出来れば…その………抱き締めても、良いですか?」

「首の骨を折らないなら、良いぞ」

「はい!…って、え!?」

「…お前の寝言は聞いてて面白かったぞ」

「…今後読書は控えます。特に童話系は。ルイス・キャロルは徹底的に避けます」

「あら隼人。起きたの」

「げ!姉貴…!」

「zzz…」

「…と思ったら寝ちゃったわ。リボーンも。…困ったわね」


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ビアンキ最強伝説。