ボンゴレ研究員パラレル
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「えーと…」

「………」

「リボーン?」

「そうだぞ」

「…の子供?」

「違うぞ」

「あの偉そうで面倒臭がりで雑用全般を全て獄寺くんに押し付けてたあのリボーン?」


「そうだぞ」


「………だってよ。獄寺くん」

「…そうだったんですか、リボーンさん」


「おまえツナの言うことは即行で信じるんだな」


「ははは。あの時はリボーンさんの可愛さと愛くるしさにやられてて…それに時間の経過と共に冷静にもなれましたから」

「そうか」

「…で、獄寺くん。リボーン見つかったけど…」

「見つかりましたね。では改めておはようございます、リボーンさん」

「ああ…」

「それで今朝の指示をよろしくお願いします。みな引き続き昨日の続きで宜しいですか?」

「そうだな」

「はい。ではそういうことです10代目。お仕事頑張って下さい」

「…あー…うん、色々言いたいことあるけど良いや…そっちも頑張ってねー…」


「…で」

「はい」

「お前は仕事に行かなくても良いのか?」

「もうしてますよ?」

「なんだ?」

「リボーンさんのお傍にいることがオレの仕事ですから!!」

「あー…そういえばそうだったな」

「はい」

「…つーか、とりあえず離せ」

「…えー」


「なんか文句あんのか?」

「いいえそんな滅相も」


「全く…」

「…どこに行かれるんですか?」

「研究室」

「何をしに?」

「この身体を元に戻しに」


「戻っちゃうんですか!?」

「なんでそんな嫌そうなんだよお前」


++++++++++

獄寺くん本領発揮。