ボンゴレ研究員パラレル
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「獄寺。そこの棚の資料取れ」
「はい」
「獄寺。そこの…そっちじゃない。その隣のビンを取れ。青いのだ」
「はい」
「次は………ああ、ややこしいな。もういい。オレが取る。獄寺…お前は……オレを抱きかかえろ」
「はい!!」
「なんでそんなに嬉しそうなんだよ…」
「嬉しいので!」
「そうかいそうかい…はぁ…ってこら抱き締めるな獄寺。上げろ。上だ。オーライ」
「…たかいたかーい」
「黙れ」
「………」
「…さて…これとこれと…って、あ」
「―――と、ご心配なくリボーンさん。落ちかけたビンはオレが無事キャッチしました!」
「…ああ、悪いな」
「とんでもありません!なんでしたらリボーンさんが指差したのをオレが片っ端から取っていきますけど」
「そうだな。その方が良いかもな」
「はい。ただその場合だと両手開いてる方が色々都合が良いので…リボーンさん。肩車しましょう」
「…………………………まぁ、合理的だな」
「今の間がそれなりに気になりますが、構いません。さぁリボーンさん!落ちないようにオレにしがみ付いて下さい!!」
「…ああ」
「リボーンさんから!オレに!ぎゅっと!しがみ付くんですよリボーンさん!!」
「………そうだな。落ちないように、しっかりと。掴んでないとな」
「っていいいい痛い痛い痛いですリボーンさん!こめかみをそんな、ぎゅってしないで下さい!!」
「暴れんな、獄寺」
「痛!髪!落ちそうだからって髪掴まないで下さいリボーンさん!痛いです痛いリボーンさん!!」
「なんだ?オレが落ちても良いってのか獄寺」
「そういうわけじゃありませんけど!いた!ちょ、マジで痛いんですけどすいません本当すいません少し調子に乗ってました…!」
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リボーンさんの可愛らしい復讐。
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