ボンゴレ研究員パラレル 第二部
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「ワオ。なにこの可愛い物体。持って帰って良いの?

「開口一番からしてすげぇな雲雀。質問に答えるとこれは獄寺だ。そして持って帰るな」

「へぇ、彼がこんなに可愛くなるの。凄いね。で、いくらで買えるの?

「買おうとするなよ」

「ワオ。喋ったよ」

「悪いか?」

「…暫く獄寺はこんな感じだから、なんかあったらフォローしておいてくれ」

「分かったよ。で、それ僕にも抱っこさせてくれない?

「行くか?獄寺」


「全力で拒否権を使用します」


「だってよ」

「キミの意見は聞いてないよ」

「お前さっきから聞いてれば酷いな!!お前実はオレのこと嫌いだろ!?


「…これで大体披露目終わったか」

「ううう、なんていうしゅうちぷれい…」

「仕方ねーだろ。オレの時とは違ってお前は暫くこのままなんだ」

「それは…そうですけど」

「じゃあもう夜遅いから、今日は寝るぞ。ひとりで寝れるか?」

「んな…!当たり前じゃないですか!!なに言ってるんですかリボーンさん!!」

「そうか。その体系だと部屋ノブに手が届かなさそうだが、平気か」

「う…」

「椅子に座るのもベッドに乗るのにも苦労しそうだが、そうか平気か」

「…えっと…」

「ああ、一言言っておく。洗面台で顔を洗う時…溺れ死なないように気をつけろよ

「……………」

「じゃあな獄寺。また明日」

「あのっリボーンさん!!」

「ん?」

「えっと…その、いきなりこんな体系になって…慣れないことも多いかと思うので…今日だけ一緒に過ごしても宜しいでしょうか」

「別に構わないが」

「ありがとうございます!!」


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リボ獄夢の時間。じゅるり。