ボンゴレ研究員パラレル 第二部
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リリリリリリリリ。リリリリリリリリ。


「んー…うっさいな。なんだ…?はい、もしもし?」

『「ボンゴレ」か?こちら「ヴァリアー」だが…資料が届いてないぞ』

「え?資料……あー…そっか。昨日は少しばたついていたからな…悪い」

『早めに渡してくれないと困るんだが』

「わーったよレヴィ。今日中にはそっちに持って行く。直ぐに準備して行くから」

『それは助かるが…ところでお前新入りか?知らない声だが』

「あ?獄寺だよ。声は気にするな」

『…なんで朝一にリボーンの部屋に連絡入れて、獄寺が出てくるんだ?』


「気にするな」


ガチャン。


「…っと、リボーンさんは…寝てるな」

(まぁ、直ぐに戻ってくるし、リボーンさん良く寝てるし…黙って行っても平気だよな?)

「そうと決まれば資料資料…っと」

(そういえば「黒曜」にも「ミルフィオーレ」にも寄って行かないとな…)

「良し、準備終わった…それではリボーンさん、行って来ます」


ぱたん。


「…あ、おはようリボーン。獄寺くんは?」

「消えた」

「へ?」

「夜中に「寒いから温めて欲しい」ベッドの中に引きずり込まれたところまでは覚えてるんだが…起きたらいなくなってた」


「それお前の妄想じゃね?」


「どっちにしろ、いないぞ」

「いないって…ちょ、それ一大事じゃん!!探さないと!!」


++++++++++

獄寺くんの冒険の始まり。