ボンゴレ研究員パラレル 第二部
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「うー…くっそー…クロームめ…何もあんな風に脅さなくってもいいじゃんかー…」
「あれ。…なんか可愛いのが動いてる」
「つーか、誰が攫われるかよ。一番常識無いのは骸たちなんだから他の誰かが攫おうなんて…」
ひょい。
「正ちゃーん。なんかすっごい可愛いの拾ったー!これ飼おうー!」
「ってもっと常識ない奴いたー!!!」
「あ。鳴いた」
「鳴いてねぇよ!つーか離せ、はーなーせー!!」
「うああああ…じたばたじたばた可愛いなぁ…」
「白蘭さんどうしたんですか…ってまた変なの拾ってきて。また無残に殺すつもりですか?」
「え?死にネタ!?これ死にネタ!?」
「やだな正ちゃーん。あれは殺したんじゃないよ、遊んでたら結果的に死んだんだよ」
「怖ぇーーー!!!誰かー!ヘループ!!」
「…良い年した大人が何寄ってたかって子供いじめてんだよ」
「あ。γ」
「ぎゃー!一番危険な奴来たー!マジで死ぬ!!殺される!!」
「ガキなんていじめねぇよ。おら白蘭。ガキを離せって」
「ぶーぶー。良い子ちゃんぶってー」
「なんで僕じゃなくてあなたが真面目キャラになってるんですか」
「…白蘭の奇行を止めない時点で真面目キャラは諦めてろ」
「うー…」
「ったく。大丈夫かガキんちょ。用もないのにこんな所歩いてたら駄目だろ。喰われるぞ。グロテスクな意味で」
「…用なら。ある」
「ん?」
「これ、渡しにきた…」
「ありゃ。ボンゴレの資料だ…そういえば昨日こなかったね。なに?キミは昨日こなかったお詫びって事で僕が飼っても良いの?」
「良くねぇよ!オレはまだ用事があるんだ!!邪魔したな!!」
「おー、ダッシュで逃げた」
「あ。転んだ。…白衣の裾合ってないから…」
「うああああ、可愛い…やっぱりあれ飼うー!」
++++++++++
白獄がんばった。
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