ボンゴレ研究員パラレル 第二部
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「うう、この身体は意外に厳しいです、リボーンさん…」


「なー、マーモンどう思う?リボーンの部屋に朝から獄寺隼人がいたってよ」

「レヴィが寝惚けてただけだと思うけど。声も違うように聞こえたって言ってたし」


「すいませんリボーンさん…いつもと立場逆転だひゃっほい☆とか思ってる場合じゃ本気でなかったんですね…!」


「隠し子とか?」

「獄寺隼人を名乗る意味が分からないよ」


「ううう、早く済まして帰ろう…ヴァリアー寄ったら帰ろう。もうボヴィーノとかキャバッローネとかは良いや…


「てかなにこのチビ。邪魔」(ゲシ)

「きゅ!?」(ころん)

「ベル…別に放っておけばそのうち視界から消えただろうに。何も蹴らずとも」

「………ううう…」

「えー、良いじゃん。邪魔なもんは邪魔ー」


「―――うっく…」


「え?」

「あ」


「ひっく…ううう、うあぁぁああああん!もーやだーーー!!


「あれー!?な…泣いた!?オレ泣かせちゃった!?あれー!?

「あーあ。ベルが小さな子供をなーかせた」


「ぁぁあああん!さっきからなんなんだよもー!みんなそんなにオレが嫌いなのかよー!ばかばかばかー!!


「ちょ、ご、ごめん!まさか泣くとは思わなくて!!ちょ、泣き止んで!!」

「僕としてはうろたえるベルにまさかだけど」

「わーん!リボーンさん…リボーンさんリボーンさんリボーンさんー!!!リボーンさんー!!」

「う"ぉぉおおおおい!こらベルー!!なにこんな子供をいじめてるんだぁあああああ!!」


「ってそこで出てくるのはスクアーロかよ!!」


「出てきて悪いかぁああ!」

「いや、悪いっつーかなんつーか…この流れだと…なぁ?」

「ねぇ」

「あ?」

「うう…オレもー帰るー!うー、リボーンさんー!」

「ってうぉあー!チビが泣きながら帰って行ったー!!」

「…結局何しに来たんだか」

「…って、あの子増なんか落として行ったぞ…?ボンゴレの資料…?」

「……………」

「……………」

「あ?どうした二人とも」

「獄寺隼人と名乗る、高い声の人物…」

「正体はまぁ分かったけど…なんで朝からリボーンの部屋に…?」

「………実はロリコン。とか…?」

「……………」

「…なんだ?何の話?」


++++++++++

置いてきぼりサメさん。