リボ獄がくっつくまで
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色々あったけど、獄寺くんとリボーンが無事くっいた。
最初こそまだどぎまぎしていたけど、暫くするとそれも収まって。
二人はいつも一緒にいるのが当たり前になっていて。
「おはようございます、10代目」
「おはよう、獄寺くん」
朝の登校も獄寺くんの片手には鞄、胸の中にはリボーンという装備が標準になっていた。
…というか授業中も二人でいちゃついてるし。お昼休みも二人でいちゃついてるし。帰りも二人いちゃついてるし。
完全に二人だけの世界に入ってるな…
でも二人ともとても幸せそうだし、前みたいにぐだぐだと数時間相談なのか惚気なのか良くわからないことを言ってこなくなったし。
オレとしてもとても満足。
ただ…
「リボーンさんv」
「どうした、獄寺」
「………呼んでみただけです」
「なんだそれ。…可愛い奴だな、お前は」
………うざい。
こんなうざい会話をこの二人は四六時中オレの前で披露している。
何の罰ゲームなんだ、これは。
「ほら、オレ10代目の右腕ですし」
「オレはお前の家庭教師だからな」
それならそれでそれらしい振る舞いをして頂きたいのですがそのあたりについてはどういうお考えでしょう。
「リボーンさんv」
「獄寺…」
無視かよ。
++++++++++
無視です。
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