無害な吸血鬼後日談
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「リボーンさん」

「なんだ」

「コーヒーを淹れました」

「そうか」

「リボーンさんも飲みます?」

「いや、オレには不要だ」

「飲めないんですか?」

「いや、そういうわけじゃない」

「リボーンさんに是非飲んでいただきたいんです。お願いします」

「…分かった」


ごくごく。


「………」

「…どうですか?」

「極上」

「!?」


++++++++++

吸血鬼の味覚に疑問。