獄寺くんの日常 梅雨編
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キーンコーンカーンコーン…
「ん…放課後…？」
（夕方だからかな…だいぶましになった…）
――こんこん。
「…ん？」
「獄寺くんー？入るよ」
「あ、10代目」
「大丈夫？もう身体辛くない？」
「はい！おかげさまですっかりですよ！」
「そっか。良かった」
「――ゴクデラー！」
「…え？」
「わあぁぁぁあああん！大丈夫かゴクデラー！死ぬなー！！」
「牛…お前、どうしてここに…」
「ツナ…迎えに来たら、いなくてっじじょ…聞いたら…っゴクデラのトコ…行ったって…！」
「…そっか。心配してくれたんだな」
「えぐ…っゴクデラ、は、ランボさんが守るから！だから死なないで！！」
「死なないって…。でも。ありがとな」
「――…む。ちょっと、獄寺くん！」
「へ？あ、はいなんでしょう10代目！」
「獄寺くんはまだ身体本調子じゃないだろうからしっかりと休むんだよ！」
「はい！お気遣いありがとうございます！！」
「うん。治るまでオレが付きっ切りで看病してあげるから安心してね」
「は…」
……。
「はい！？」
「獄寺くんは無茶する癖があるから。オレが良しと判断するまで付き添うからね」
「え、そんな！10代目にお手数をかけるわけには…！」
「駄目でーす。オレはやるって言ったらやる男だよ」
「ちょ、勘弁して下さい！」
「ランボさんもゴクデラの看病するー！」
「お前は引っ込んでろ。牛」
「じ、10代目…！？」
++++++++++
10代目が…黒い、気がする…
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