獄寺くんの日常 秋編
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秋。
紅葉が散り。北風が吹き。どこか切なくなる季節。
こんな日の休日はまったりのんびりするに限る。
…獄寺くんと一緒に。
「お邪魔します。10代目」
「いらっしゃい。待ってたよ獄寺くん」
久々の休日。そして獄寺くんも特に用がないと来ればこれはもう一緒にいるしかない。
そんな自分でも良く分からない理屈だけど。でも獄寺くんはオレの誘いに乗ってくれて。
「今日一日、お世話になります」
「うん。ゆっくりして行ってね」
今日は獄寺くんをうちに呼んで。そのまま泊まらせる。
だってずっと。長く長く。
獄寺くんと一緒に。いたいから。
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時間が尽きるまで一緒にいよう。
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