獄寺くんの日常 お昼休み編
5ページ/全6ページ


「よ。スモーキンじゃねーか」

「暇人が出た」

「…人の顔見ての第一発生がそれって、酷くね?」

「酷くない。仕事すっぽかす奴なんて暇人で十分」

「お前ね。…まぁいいけど」

「それとも何か用事か?そうだよな。仮にもマフィアのボス…何もなしに来るわけねぇか」

「まぁそうだな」

「誰に会いに来たんだ?10代目?リボーンさん?それともシャマルかふぅ太か…あ、雲雀とか?」

「残念外れ」

「んー?他に誰かお前が会いに来るって奴いたっけ?」

「いる。とんでもなく大事な人が」

「大事な人…?誰だ…?」

「気付かないお前もお前だよな…」

「うっせ。で、誰に会いに来たんだよ」

「お前」


「………」

「………」


「やっぱお前暇人で決定な」

「うわひでー」

「だって顔を見に来ただけなんだろ?」

「うん。そんだけ」

「…ほら。とんでもなく暇人」

「その割には耳たぶが赤いんだけどー?」

「うるせー!!」


++++++++++

黙れ!さもなくば死ね!!