仔犬獄寺くんと飼い主少年リボーンさん
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「ほら、飯だ」


コト、と獄寺の前に置かれる器。

獄寺は座って、尻尾を振って、リボーンを見上げて。

リボーンに「よし」と言われてから食べ始めた。

幸せそうに食事をする獄寺。

リボーンはその様子を、黙って見ている。


リボーンさん!いつもありがとうございます!!

「………」

リボーンさん!美味しいです!!

「………」


黙って自分を見ているリボーンに気付いて、獄寺は不思議そうにリボーンを見上げる。


…リボーンさん?どうなされなしたか?

「…あれだけ弱ってたお前が、まさかここまで元気になるとはな」




きょとんとしている獄寺。リボーンは意識を切り替える。


「さて、オレも飯食うか」

リボーンさんどこへ行かれるんですか!?オレも行きます!!

「いや、お前は飯食ってろ」


++++++++++

えー!!