出会いの先の白い狂気
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「と言うわけでちょっと出てきます。夕方には戻ります」

「…いや、獄寺くん。そんな急に言われても分からないから」

「ああ、すいません。…白蘭の見舞いに行ってきます」

「白蘭?って、あの人だっけ?この間獄寺くんが爆破した」

「…少し語弊があるような…オレの落としたダイナマイトを拾って、それが運悪く着火して、爆破されたんです」

「…さほど語弊もないような…」

「そんなことはありません。と言うわけで行ってきます」

「ああー…うん。行ってらっしゃい」