縁の下の苦労持ち
3ページ/全9ページ
それから暫く何事も無く日々が過ぎ去り、オレはあの日見た夢のことなどすっかり忘れてしまっていた。
そんなある日のこと。
その日オレは休日で、街に買い物に出ていた。
その、帰り道。
(…ん?)
少し離れたところに、見慣れた人影を見つけた。
黒いスーツを着込んだ少年。
(リボーンさん…?)
はて。確か今日はリボーンさんはアジトにいるはずなのだが…
声を掛けようと思ったが、それより前にリボーンさんは人込みの中に消えてしまった。
………まぁ、いいか。
オレはアジトに戻った。
次
前
戻