ハヤトメロディ
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そんなわけでハヤトは僅か数年でアイドル復帰から再び妊婦へと戻った。
あと雲雀は変わらず育児休暇中だ。もう元の仕事とか覚えているのだろうか。
そして変わらずハヤトには社長の好意で専属スタッフが付いていた。
ちったいハヤトは知らない人にちょっとびくついていた。ちったいハヤトは人見知りが激しかった。
でもハヤトはそんなちったいハヤトが可愛くて「大丈夫なんですよー」と言いながらむぎゅっと抱き締める日々。
それからちったいハヤトに「お姉ちゃんになるんですよー」と微笑みながら教えていた。ちったいハヤトも嬉しそうだった。
きゃっきゃとはしゃぐちったいハヤト。そしてそれ以上にはしゃいでいるのはママハヤト。
雲雀はその光景を見て子供が二人いるようだと常々思っているとか。
しかし片方は一応言っておくが一応大人のはずだ。一応。
外見はアイドルにデビューしたての年齢とまったく違いが見えないがそれでも彼女には旦那がいて。一児の母で。そしてまた子供を生もうとしていて。
「きっとパパに似てカッコいい子が生まれますよー!」
「パパに?」
「そうです!パパにです!」
「あうー…パパ…あいたい」
「はぅ!ハヤトも会いたいです…電話してみましょうかっ?」
「うー!」
「…あのね。彼に迷惑掛けちゃ駄目でしょ?ほら、おやつの時間にするよ」
「おやつ!おやつですか雲雀さん!!」
「おやつー!」
…外見以上に内面が若い…というか幼いが、それでも彼女は旦那がいて子供がいてもうひとり産む。
…それを認識したらまたちょっと動揺が走りそうになったが。
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