ハヤトメロディ
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リボーンと腐れ縁であるというツナの言うとおり、まさに生まれた子供は旦那であるリボーンとよく似ていました。

スーツを着せればそれこそちったいリボーンさんです。

ママがちったいリボーンさんを抱き締めます。

ちったいリボーンさんはママの抱っこがお気に入りなのかずっとずっとママの胸の中にいます。甘えん坊です。

でもママは全然気にしません。ていうか、むしろ自分からぎゅー、すりすりの嵐を巻き起こしていますから。

ママはちったいリボーンさんを抱き締めたくて、ちったいリボーンさんはママに抱き締めてもらいたい。

完璧な需要と供給でした。らぶらぶでした。

でもそこに…割ってはいるのがちったいハヤト。


「…ママー」

「はぅ!あああごめんなさい、もちろんママはあなたもぎゅ―ってしちゃいますよー!」

「…あたしもだっこしたい…」


がってむ。ちったいハヤトはママに抱っこしてほしいのではなくちったいリボーンさんを抱っこしたいのでした。

ハヤトは少しだけショックを受けながらちったいリボーンさんをちったいハヤトに優しく手渡します。

ちったいリボーンさんはお利口さんなので泣いたりしません。それにちったいハヤトに抱っこされるのも嫌いじゃないようです。


「えへへ…たかーい、たかーい」


ちったいハヤト。どうやらちったいリボーンさんを抱っこすることで少しだけ母性本能が出てきたようです。お姉さんです。

そんな微笑ましい光景を眺めながらハヤトは思いました。

は…これはシャッターチャンスです!!

ちったいハヤト(3歳)がちったいリボーンさん(0歳)を抱っこしている…

完璧でした。素晴らしい光景でした。感慨無量です。やりました。遂げました。何をかは伏せますが。


「はうはうー!二人ともー、こっちを向いて下さいー!!」


ハヤトは携帯の写真機能を使って気の済むまで写真を撮っていました。

その数日後、リボーンはツナと雲雀と骸とランボとその他大勢にハヤトからの写メールについての苦情が来たというが、「着信拒否にしろ」の一言で切り捨てたそうな。