彼の隣に立つ方法
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「な、なんですかその呆れたかのようなため息は!」
実際呆れてんだ。お前のその馬鹿さ加減に。
「……………お前」
「はい?」
「どうして、あの時オレを庇おうとした」
「え…?ああ、あの時ですか」
「ともすればお前は死ぬかも知れなかった。死なずともどこかしら深手を負っただろう」
「そうですね」
「オレならなんとでも凌げた。そりゃあ無傷では済まなかったかも知れないがお前よりはましだっただろうよ」
「それは…オレもそう思います……けど、」
「…なんだ?」
オレのその言葉にか、獄寺は、
「でも…その………か、身体が勝手に動いちゃったんだから仕方ないじゃないですか!」
なんて言ってきて。
「だって好きな人が危ない目にあってるんですよ目の前で!どうしても何もないですよ!!」
口が開けばあとは自棄になったのか、今度はマシンガンのように言葉を放ってくる。
「そりゃあオレのやったことは非効率的で不合理的でしたよ!でもこういうことって理屈じゃないんです!貴方はそういうの嫌いでしょうけど!!!」
そう叫んで、獄寺は乱れた呼吸を整えようとする。何か辛いものに耐えるように顔を俯かせている。
「………お前、少し落ち着け」
「ううううう…」
ええい呻るな。
…はぁ。
そういえばこいつ、こんな奴だったな。
そんなことすら、忘れてた。
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