四季を共に
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ハヤトと過ごす、最初の秋。
ハヤトは虫の声に心奪われていた。
「リボーンさんリボーンさん、聞いてくださいとっても素敵な音がします!!」
「ああ、そうだな」
ハヤトは何が嬉しいのか、踊るようにくるくると舞っていた。その後足をもつれさせて転んだ。
「い、痛いです…」
「…何をやってるんだお前は…」
オレはため息を吐き、ハヤトに手を伸ばした。
「…ありがとうございます!!」
ハヤトは嬉しそうにオレの手を掴んで、身を起こした。
そのままハヤトと手を繋いで帰った。
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