赤に映えるほどの白い狂気
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「早く帰っておいで?僕の花嫁」


笑いながら明日を待つ白蘭の手には、誰かの生首。

その生首から、それがいつも身に付けていた黒い帽子が転がり落ちた。

赤い血溜まりの真ん中で、真っ赤になった白蘭は。いつまでも笑い続けていた。


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ああ、はやくあいたい、はやとちゃん。