眠れぬ森の
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全てが終わった今、オレは骸を恨むべきかそれとも感謝するべきか分からないでいた。

リボーンさんの意を汲むのなら、恨むべきだろう。リボーンさんの望みは叶わなかったのだから。

しかし骸がいなければ、オレは突然身に起こった出来事に翻弄され、結局何が起こったのか理解しきれないままだっただろう。

それを考えると、どうにも恨みにくい。骸の行動は全てリボーンさんに対する嫌がらせだったとしても。


…それはほんの、数週間前に遡る。