眠れぬ森の
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って、まさか本当に目を閉じるとは…
よく考えたらリボーンさんが目を瞑る姿なんて初めて見るぞ…だってリボーンさんは昼寝をしてるときだって目を開けて………って…
………昼寝…?
オレはハッとした。
…そういえばリボーンさん、昔からよく昼寝してるじゃねぇか!!
オレは頭を抱えた。
…何が寝たら死ぬだ。騙された…いや、思い出せなかったオレが悪いのか……
あああもう恥ずかしい。起きたらリボーンさんに馬鹿にされる。きっと馬鹿にされる。ていうかリボーンさんも言って下さいよ!!
リボーンさんは既に小さな寝息を立てていた。
…まだ眠くないんじゃなかったんですか……
小さなため息を一つ零すと、一気に気が抜けた。身体から力が抜ける。
…よかった…
心から、そう思った。
そして、オレは自分でも思っている以上にリボーンさんを心配していたのだと気付いた。
…安心したら、なんだか眠くなってきた。
思えば、今日はリボーンさんのことが気掛かりで仕事に集中出来なくて、無駄に体力を使ってしまった気がする。
部屋に戻らないと…そう、思うのに動くのが物凄く億劫だった。
目蓋が…重い……
少し…少し休むだけだ…
少し休んだら…すぐに部屋に戻るから……
そう思って、オレは重い頭をベッドに寄せる。
………。
……………。
…………………。
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