リボーンちゃんの日常
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「お。姫じゃん」

「ん?」


てくてくとリボーンちゃんが歩いていると、今度はベルフェゴールが現れた。


「ちゃおッスベルフェゴール」


「ししし。今日はラッキーの日」

「?何かいいことあったのか?」

「姫に会えた」

「そっか。よかったな」


まさか自分が姫であることは露とも思わず、リボーンちゃんはそう答える。


「あ。そーだこれやる」


そう言ってベルフェゴールはリボーンちゃんに綿菓子を差し出した。


「いいのか?」

「オレには甘すぎるからな。これ」

「そっか。ならもらっとく。ありがとな!!」


にぱー!!と、そんな擬音が聞こえてきそうな笑顔でリボーンちゃんは綿菓子をもらった。ベルフェゴールは胸キュンした。