リボーンちゃんの日常
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「ちゃおッスレヴィ」

「リボーンちゃん…」


可愛い。そう、ぽそりと言って赤面して顔を背けるレヴィ。そんな挙動不審なレヴィなど意にも反さずリボーンちゃんは相変わらずニコニコしていた。


「そうだ、これ…」


レヴィはおどおどしながら、更には少し慌てながら懐から何かを取り出した。可愛らしいパラソルチョコレートだった。


「もらっていいのか?」


大きなくりくりの瞳がレヴィの顔を映す。その穢れなき瞳に何故か罪悪感すら覚えながらレヴィは何とか頷いた。


「そっか。ありがとな!!」


にぱぱー!!という擬音付きでリボーンちゃんはレヴィからパラソルチョコレートを受け取った。