亡き右腕
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迷う思考と裏腹に足は止まらない。
自分の身体なのにまったく従ってくれない。
現場へと向かう。足が動く。身体が止まらない。
そして。そこには、
白い肌は血に塗れて、
碧の瞳はどこを見ているのか虚ろで、
弱々しくも、けれど銃を片手に持っているのはボンゴレ10代目の右腕の、
獄寺隼人の姿があった。
―――――彼は死体の山の中心に佇んでいた。
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