Roman - 小さな村の物語 -
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リボーンは人差し指に力を込めた。

あと少しで引き金が全て引かれる―――というところで。


「Bon soir」(こんばんは)


声が、聞こえた。


「お久し振りですね。…アルコバレーノ」


リボーンが振り向くと、そこには…マフィアとアルコバレーノを嫌う男。六道骸が立っていた。