白雪姫
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「…なんですって!?」
所代わって城サイド。
そこではいつの間にか領主になったビアンキが報告を聞いていた。
「賞金首が全滅…?一体どういうことなの?」
「噂では森の奥には人を超えた種族が住んでいるとか…そいつらにやられたかと」
「なんてこと…なら隼人は今頃………く、隼人…あなたの仇は私自らが取るわ!!」
城では城でなにやら熱いハートウォーミングが行われているらしい展開。
実は白雪姫が行方をくらましてから病気持ちの母親の容態が急変、死亡。
そしてそれから独裁者だった父親も母親と同じ病に掛かり死亡。
なし崩し的に長女であったビアンキが城を継ぎ…そしてまず最初にしたことこそが白雪姫の捜索だった。
隼人はきっと生きている。
もう隼人を物商品扱いする父親はいない。きっと安心して帰ってこれると確信したビアンキはおふれを出した。
けれど賞金に目が眩んだ人間程度では歯が立たぬと悟り…ビアンキ自らが出ることを決意したのだった。
そして。
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