死して亡霊話す者有り
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仕事を終わらせ、業務を済ませると獄寺はまたセーフハウスに戻る。

そこで獄寺はまたリボーンを見つけ、暫しの雑談を楽しむ。


楽しそうな話し声。

けれど聞こえる声は一人分。


獄寺の視線の向こう側。

そこには無論誰もいない。


ある日、獄寺隼人は狂った。

恩師であるリボーンの死と同時に、狂った。

そして主のいなくなった隠れアジトに訪れては、いもしない恩師の幻と会話をしている―――


と、言われている。