ショウゲキテキな出会い
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「―――って本当に行っちゃいましたけど、白蘭様…一体どうしちゃったんですか?」
「………正ちゃん」
「はい?」
「あの天使はなんだい…!?」
「天使!?さっきの人ですか!?」
「何ていうかもうマ―ヴェラス!!!完璧じゃね!?僕のコスモがお前を倒せと轟き叫んでいるよ!?」
「白蘭様少し落ち着いて下さい!!」
「いや!無理あの天使を僕の手元に置くまではこのテンション抑えきれない!!!」
「最悪だ…!!」
「正ちゃんどうしよう!僕どうしよう!!こんなときめき初めて!!あの人ストーカーしても良いかな!?」
「駄目に決まってますよ何言ってるんですか!!」
「分かった!とりあえずアジトに行こう!そこであの人の情報集めよう!!ワオ!僕仕事してね!?」
「それ全然仕事じゃないですよていうか勘弁してあげてください白蘭様!!!」
「ほらほら正ちゃんも早く!!てかほら!今度は車から避けて行ってくれるよ!?これも愛の力!?」
「それ単に白の制服がさっき轢かれたときの血で赤く汚れて目立ってるだけですから!!ていうか白蘭様出血酷いから!!白蘭様、白蘭様ー!!!」
「待っててハニー!!」
「そんな恥ずかしい単語を大声で言わない!白蘭様…!ああもう、血の足跡でうっかりホラー現場ですから!白蘭様ーーー!!!」
…この後。
予定よりも早く到着した血まみれの白蘭の姿を見て、ミルフィオーレに衝撃が走り。
うっかり白蘭を轢いてしまった獄寺隼人氏の所属するボンゴレが標的にされてしまったりするのだが、
それはまた、未来の話。
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ああ、隼人ちゃん…!!文通したいな!正ちゃん調べて!!
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