世界の終息
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(うーん…)


二人で歩きながら、獄寺は内心で唸っていた。

これは不味い。非常に不味い。

何を隠そう獄寺はリボーンへのプレゼントを買いに行くのだ。

それをリボーンの前で買うわけにもいかない。

なので、獄寺は町に出てからリボーンを撒くことにした。

当然それは楽なことではない。

それでも、やらなければならないのだ。

地形を考え、リボーンの隙を伺い、そして―――


なんと、成功した。