手錠
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ある日ある時ある場所で、リボーンちゃんが歩いているとキラリとしたものが落ちているのを見つけた。


「ん?」


何かと近付いて見てみると、そこには何故か手錠がひとつ。

…雲雀の落とし物だろうか。

拾ったからには責任を持って届けなければいけない。

うむ。とリボーンちゃんはひとつ頷き歩きだした。

と、


ズベシャ!!


リボーンちゃんは道端の石に躓いて転んだ!


ガシャン!!


「…む」


左手を見れば、見事に手錠が掛かっていた。


まぁいいか。

どちらにしろ雲雀のところまで行くつもりだったのだ。その時に外してもらえばいい。

リボーンちゃんは気を取り直して歩き出した。

そして。