余計なお世話
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「ま、て……行くな、戻って来い獄寺!!!」
「は、はい!どうしましたかリボーンさん!?」
は!?
気が付けば眼前に獄寺(とマーモン)がいた。
どうやら先ほどの脳内妄想に口を出して叫んでいたみたいだ。まるで危ない奴じゃないかオレは。
じゃなくて。とにかく今は目の前の獄寺だ。
「ご…獄寺」
「………?」
何故だかオレの喉はからからで。言葉を出すのがやけに難しく感じられた。
「オレは…こういうことはあまり口にしないから誤解されやすいんだが……でもオレはお前のことちゃんと……あ、愛してるんだからな…!」
「―――リボーンさん………」
獄寺の頬が仄かに赤く染まった。たぶんオレの顔も真っ赤だ。そんな顔を獄寺に見られたくなくて、オレは帽子を目深く被り直した。
「ありがとうございます!オレもリボーンさんのこと大好きです!!」
獄寺は感極まったのか、マーモンを横に置いてオレを抱きしめてきた。
「……………何この置いてきぼり感」
うるせぇ黙れ。
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