最終兵器次女ちゃん
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次女ちゃんは今までの寂しさを埋めるようにとハヤトにたくさん甘えてきた。
けれどそれはハヤトとしても望むところだったのでたくさんそれに応えた。
口調が男物として覚えてしまったのが心配だがでもそれは自分に会えなかった日々の結果だと言うのだから強くも言えない。
そして次女ちゃんはやっぱり社長がお気に入りのようだった。
目を放すとすぐに次女ちゃんは外に出て会社に向かう。
目指すはやっぱり社長ことツナの所だ。
「…あれ?どうしたのこんな所まで」
「しゃちょーのおてしゅだいにきました!!」
「おて…?おてつだい、かな?」
「そうなのです!!おてしゅだいです!!」
「…癒し系の子供もやっぱり癒し系だな…」
「う?」
「―――こら!」
「あう!ひ、ひばり?」
「…駄目でしょ。ひとりで出てきちゃ。…悪いね綱吉。この子勝手に家から出ちゃったみたいで…」
「むー、ひばりはなせ!しつこいぞ!おれはひとりでもだいじょーぶだ!!」
「こら。…何度も言ってるけど、女の子が"オレ"なんて言っちゃ駄目だろ」
「でもママだっていってるじゃねーか!」
「あれはドラマの役!…もう、ハヤトのドラマの役の口調ばかり覚えて…」
「はぅー、二人ともここにいましたか!探しちゃいましたよー」
「あ、ママ!」
「もー、社長にご迷惑掛けちゃめ、って言ったじゃないですか!悪い子さんですー!」
「め、めいわくなんてかけてないぞ!」
「…そう、なんですか?」
「え?うん、まぁ」
「はぅ…なら、いいんですけど…」
「さ、帰るよ」
「ぷー!しゃちょー!またきますよー!!」
そうして三人は退室する。
けれど数時間後にはまた次女ちゃんはやってくるのだった。
それこそ仕事中に会議中に限らず次女ちゃんは社長にくっついて離れない。
あまりにも普通にそこにいるものだから事情の知らない人間が見たら背後霊か座敷わらしだと思うぐらいに。
その度にハヤトは頭を下げて謝罪するのだった。
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