最終兵器次女ちゃん
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「う、ううぅ…ハヤトは…嫌われているのでしょうか」

「そんな事ないから元気出して」


ハヤトは見るに落ち込んでいた。

今までの子供が落ち着いている子だったのが原因か、それとも今まで接することが出来なかった罪悪感からか…恐らく両方だろうが、とにかくハヤトは落ち込んでいた。

その落ち込みようは次女ちゃんが怯むぐらいだった。


「…ママ」

「う、ううううう…ごめんなさい、ごめんなさい…」


泣きながら謝罪するヤト。ぽろぽろと涙が零れてる。


「…あの、オレはママのことだいすきだから…」

「ひっく…でも…ママはあなたをたくさんたくさんひとりにしてしまいました…」

「…でもそれは、しごとがいそがしかったからなんだろ?オレがきらいだからじゃねーんだろ?」

「そうですけど…でも、ハヤトは…」

「…ねーねーもにーにーもひばりもあとパパもきて、そのたびにみんないってくれたんだぜ?」

「はぅ…?」

「もうすぐママがかえってきてくれるって。ママはかえってきたらたくさんたくさんあいしてくれるんだって」

「………」

「そして…ほんとうにそうだった。ママはオレをたくさんたくさんあいしてくれて…それがすごくうれしくて」


次女ちゃんは笑ってハヤトに抱きついてくる。小さな身体をハヤトは思わず抱き締め返した。


「だからな。…オレはママがだいすきなんだ。でもちょっとママにあまえすぎちゃったかな?」

「そんなこと…!ないんです!ハヤトは…ハヤトは…!!」


たくさんたくさん甘えてくださいとハヤトは言った。

そうしてもっと、次女ちゃんのことが知りたいと言った。