最終兵器次女ちゃん
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「リボーンさん、はい、お弁当です!!」

「ああ…って、今回はいつもと包みが違うな」

「はい!今回はなんと!ハヤトが作ったんですよー!!」

「お前が?」

「はい!!」

「………」


リボーンが雲雀に目を向けてみると、雲雀は目を逸らした。

リボーンはそれで大体弁当の中の惨状を予想した。


「そうか…悪いな」


リボーンがハヤトを撫でるとハヤトは嬉しそうに笑った。


「えへへ、リボーンさんの為ならこれくらいお安い御用なんですよ!!」

「ああ」


ちなみにお弁当の中身は二酸化マンガンの詰め合わせかと一瞬リボーンさんは思ったそうです。

けれどハヤトの所に弁当箱が返ってきたとき、中身は空になっていました。

これにハヤトは感激し、雲雀も別の意味で感動し、これからはリボーンの弁当係はハヤトが担うことになった。

…ただ、流石にリボーンを不憫に思った雲雀が冷凍食品を勧めていたが。